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√3は3の倍数である

数弱は焦っていた。テスト終了まで、残り時間はわずか。依然として埋まらない解答欄。何か、何か書かなくては。数弱は、無心でシャープペンシルを走らせた。最後の気力を振り絞る。そこでテスト終了を告げるチャイムが鳴り響いた。——やりきった。白い解答欄の中で、『n=√3α(αは整数)よりnは必ず3の倍数となる』、この文字列が一際輝いていた。

本と中学の話

いろいろ

 やっぱり書くのをサボり始めましたね。

 前回からだいぶ間が空きました。最近は寝て起きてゲーム、そして寝るの繰り返しなので特に書くことが見つかりません。そんな訳で今回は、日常であったこと以外を書きたいと思います。
 
 私の好きな作家さん、もとい好きな本です。
 私は特定の好きな作家さんはいますが、作品によってアタリがあったりハズレがあったりします。例えば、宮澤賢治自体は「まぁ嫌いではないかな」といった程度なのですが、彼の作品『銀河鉄道の夜』になってくると話が変わってきます。私が本を読むことにのめり込んだ原因だからです。表現の美しさといい、ストーリーといい全てが好きです。
 もちろん、私とは逆に苦手な人もいるのだろうけれど、私にとってはこれほどまでに素敵な話があるのだろうかと衝撃を与えた作品です。
 好き嫌いが分かれると言えば、村上春樹作品もでしょうかね。私は結構、彼の作品は好きですが。
 私の人生、といってもまだ数十年。その中で最も本を読んだのは中学生時代です。クラスに一人いるかいないかの、無口な文学少女でした。笑っちゃいますね。まぁお察しのとおり友達とか全然いませんでしたね。今でこそ笑い話に出来るので良かったのですが。
 言い訳をします。小学校が非常に少人数で、クラス替えなんてあってなかったようなものでした。なので中学校の人の多さに恐れをなしたわけです。完全に本に逃げました。
 中学生、ましてまだ中学一年生なんてまだまだ子供じゃないですか。ですからそんな子供の戯言と流せれば良かったのに、当時の私は一言一言に過敏に反応して勝手に傷ついてコミュ障をこじらせていきました。悲しいですね。
 あの頃の私と今の私ではだいぶ性格が違います。でも少なくとも、あの頃の性格も私の一部なのかと思うとゾッとします。クソ面倒臭い性格だったので張り倒してやりたいくらいです。
 
 今は中学時代ほどではありませんが、時々本を読んだりします。最近のお気に入りは桜庭一樹『私の男』です。何回でも読んでいます。
 そろそろ新しい本が欲しいなと思う今日この頃です。