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√3は3の倍数である

数弱は焦っていた。テスト終了まで、残り時間はわずか。依然として埋まらない解答欄。何か、何か書かなくては。数弱は、無心でシャープペンシルを走らせた。最後の気力を振り絞る。そこでテスト終了を告げるチャイムが鳴り響いた。——やりきった。白い解答欄の中で、『n=√3α(αは整数)よりnは必ず3の倍数となる』、この文字列が一際輝いていた。

悪夢に襲われる

いろいろ
体調が悪い時ってよく嫌な夢を見るんですよね。
今回見たのはモノクロワールドの中で1つ色がついていた桜並木に延々と首吊り死体が仲良く揺れている夢でした。地獄みたいな夢です。

私嫌な夢ほど覚えているタイプなんです。
これまで見た史上最悪の夢はハサミで自分の指をぶった切る夢なんですが、ここに供養します。

夢で私の右手には赤いハサミが握られていました。
何も無い白い部屋に白い机、白い椅子に座っていた私に、その赤色は鮮やかでした。
何をするわけでもなくハサミをぼーっと見ていたのですが、突如として「そうだ!指を切ってしまおう!」と思いつきます。

だって指を切ったらハッピーになれるかもしれない。そんな理由だったような。

突発的に思いついたそれは強迫観念的に私を突き動かしました。そうだ指を切ろう、指を切らなきゃ、指を切らなきゃダメだ、みたいな。
そんな強迫観念で私はハサミで指を切り落とそうと無謀な挑戦を始めます。
が、どう見たって私が持っていたのは文房具用のハサミです。切り落とすなんて不可能に近い。

しかし私はもう何としてでも指を切り落とさなくてはならない、何としてでも!状態なので文房具ハサミを大きく広げて左手人差し指にあてがいました。

渾身の力を込めて、ハサミを握ります。
ごつ、と骨が絶たれる鈍い音がして、白い机に私の人差し指が落ちました。
なんと私は文房具ハサミで指を切り落とすことに成功したのです。
ぼとりと落ちた人差し指がギャグじみて滑稽でした。切り口からだらだらと血が流れ落ちます。

なんだ、案外簡単です。
意気揚々と私は中指の切断に取り掛かりました。
ぐっと思い切り力を入れると、これまた中指も机に落ちました。

私はなぜだかすごく愉快で、楽しくて仕方がありませんでした。
これまでにない達成感で晴れ晴れとしていました。


しかしそこで、正気に戻る。


えっ、何してるの私
賢者タイムに入った私は冷静に自分の左手を観察します。

親指、薬指、小指しか残っていない私の左手は不格好で不気味でした。
切断面に白い骨が見えて、一気に体温が奪われました。ぼたぼたと血が垂れて、白い机に血だまりを作っています。その中に人差し指と中指がありました。なんだかミネストローネみたいだなぁと場違いに思いました。

あっ、もしかしてこれはやばい事をしたのでは?


やっと慌て始めた私はなぜだかアロンアルファで指を接着しようと試みます。めちゃくちゃです。
思い出したように痛覚が仕事を始めて死にそうな痛みに襲われ、のたうち回ってるところで目が覚めました。

起きてまず、自分の指の安否を確認しました。
無事でした。めちゃくちゃほっとしました。

このように私の夢は大抵意味不明です。

仲良くなったミカン農家のおじさんが煮え立った油を頭から被って死んだというニュースをテレビで見ていたり、怪しげなショッピングモールで買い物をしていたり、深海魚ばかりいる水族館でぼーっとしていたり、一番意味不明だったのは「かたつむり投げ大会」なるものが開催されており、ものすごいかたつむりを投げつけられる夢です。
私かたつむりとかなめくじがほんっとうに駄目で夢の中でガチ泣きしてたんですけど、起きたら案の定泣いてて最悪でした。

あっ、ついでに虫がだめです。
1度コオロギを突然手に乗せられたことがありまして、その時は「きゃー!」とかそんな可愛いものではなく
「ウオ゛ア゛ァァ゛ァ゛ァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!!!!」
と悲鳴というか奇声をあげたあとじわじわと手の上で動き回る感覚を思い出して泣きました。


嫌な夢ほど覚えているってほんと……損ですね……。
今日は体調を崩し発熱したので嫌な夢を見ました。

まぁ現実の不幸が夢に吸い取られてると思えばね!なんともないですね!

春休み満喫するためにもさっさと治そうと思います。