√3は3の倍数である

数弱は焦っていた。テスト終了まで、残り時間はわずか。依然として埋まらない解答欄。何か、何か書かなくては。数弱は、無心でシャープペンシルを走らせた。最後の気力を振り絞る。そこでテスト終了を告げるチャイムが鳴り響いた。——やりきった。白い解答欄の中で、『n=√3α(αは整数)よりnは必ず3の倍数となる』、この文字列が一際輝いていた。

また変な夢を見た

よっしゃ!今日は部活をサボって映画を見に行こう!

そう決めたのですが、なんかもうめちゃくちゃ眠かったので諦めました。

朝10時に「こりゃ〜ダメっすわ」と諦め布団とイチャつく事にしたのですが、目がさめると19時。

食欲もなかったのでとりあえず豆乳だけ飲んでまた寝て、母親に叩き起こされたのが22時。

ほんと、寝てる途中で起こされるのってなんであんなに辛いんだろう。

叩き起こされ、「夕食を食べろ」とギャーギャー言われたので、申し訳ないが食欲が無いのと眠すぎて何か食べてる場合じゃない趣旨を説明するとやっぱり怒られてなんかもう散々でした。

 

私の母は基本的にデリカシーがないので(私はそこを受け継いだわけです)このように私の体調が優れなかったり、家族の体調が悪いとめっちゃ怒るんですよね。

「はぁ?私明日も仕事なのにうつったらどうすんの」とか、体調が悪いからほかっといてくれ、と言うと「疲れてる時にそんな話しないで」とか、最終的には「あんたに構っている場合ではない(しかし怒鳴る)」となってしまうので、体調が悪い時は極力出会うことを避け、自室でひっそりと寝ているのが一番なのですが、彼女は部屋に突撃してくるのでやっぱり無駄です。体調を崩してしまった時点でこっちの負けなのです。悲しいけど仕方ないね。

 

寝ている間、ずっと夢を見ていました。

もののけ姫ラピュタとその他もろもろを足してごっちゃごちゃにした感じです。

 

私は巨大な木のトンネルを一匹の馬に乗って駆けていました。背後からは敵の気配。戻ることはできません。それに私は守らなくていけないものがあるので、振り返ることなんかせずに森の中心へ向かっていくわけです。

不意に視界が明るくなり、周囲より開けた場所に到達しました。今までは曲がりくねっていながらも一本道だったのとは対象的に、トンネルは二股に分かれ、その道はまっすぐ、それぞれ別の場所へ繋がっているように見受けられました。

さて、どちらに行こうか。

そう考えた瞬間、視界の端から飛びかかってくるものが見えました。

巨大な山犬です。っていうかどう考えてもモロです。

私は自分の命のために、持っていた刀だかナイフだかで山犬を突き刺しました。血が飛び散る。山犬は悲鳴にも聞こえる鳴き声を一つあげると、そのまま倒れました。山犬は死んだ。

私はほっと胸を撫で下ろしました。けれど同時に、この山犬はあの美しい少女の大切な家族だったのではないかと思い出し、森の中心で待つ少女の元へと急ぎました。

はたして少女はそこにいた。飛行石の結晶のような、青白く光る宝石の間に、少女は佇んでいました。私は山犬を殺してしまったことを少女に何度も何度も謝りました。少女は何も言わず、ただ微笑むだけでした。

もう一度やり直そうと、私は青白く光る宝石に願い過去に戻ります。今度こそ山犬を殺さずに宝石の間に到達するためです。

ところが何度やっても、私は山犬を殺してしまいます。何回でも私は山犬を刺し、その度に大量の血が噴き出し、山犬は断末魔をあげて地面に倒れる。

もう一回。やっぱり山犬を刺す。大量の血、断末魔、死ぬ。

まだまだ。山犬を刺す。血、悲鳴、死ぬ。

刺す、血、声、死ぬがワンセットなのです。

 

とりあえず今日はこんな夢でした。もうちょっと素敵な夢が見たいのですが、私が見る夢って大体がこんな感じなので辛いです。

明日は出かけるので頑張って起きます。いい夢が見られますように