√3は3の倍数である

数弱は焦っていた。テスト終了まで、残り時間はわずか。依然として埋まらない解答欄。何か、何か書かなくては。数弱は、無心でシャープペンシルを走らせた。最後の気力を振り絞る。そこでテスト終了を告げるチャイムが鳴り響いた。——やりきった。白い解答欄の中で、『n=√3α(αは整数)よりnは必ず3の倍数となる』、この文字列が一際輝いていた。

バレンタイン

町はチョコレート1色、計算する女の子に、期待してる男の子が目立ち始める時期です。

 
私も学校ではクラスメイトの女子達からお菓子をもらえて満足です。
 
 
しかし、あれですね。
 
そんな女子達は本命チョコを放課後に渡すんですよね、多分。
 
私も!!!!本命チョコ渡したい!!!!!!
 
そのチョコレートによって、あわよくば
(アイツ、やっぱ女子と付き合うのかなーー)
的な考えに至らせ、新たなカップル♂が増えて欲しい。
 
 
 
つまり、
 
私は当て馬になりたい。
 
 
 
例えば、Aくんと私はBくんに片思いをしているとします。地獄の三角関係です。
 
Aくんは(俺がこんな思いを伝えたら、きっと軽蔑される。世間的に考えても……)とBくんから身を引こうとします。
 
そこで私、
「いいの?それで。好きなんでしょ、アイツのこと」
 
そうです、私は気づいていたのです。
 
 
同じ気持ちを抱いているからこそ分かる。
AくんはBくんを愛しているのだと。
 
そして、Bくんをずっと見てきたからこそ分かる。
彼もまた、不毛な片思いを続けているのだと。
 
「Bくん、ずっとアンタのこと待ってるよ」
 
だからほら、行きな。
 
そしてAくんはBくんのいる屋上へと走り出します。
 
「まったく、世話の焼ける」
 
そして数分後、2人が幸せに結ばれるであろう屋上を見上げ、真っ青な夏空の下、カーンと響き渡るバッティング音を1つ聞いてから背を向けて歩きだす。
 
これです。
この当て馬具合。これが私の理想。
 
バレンタインの話をしていたのに夏設定になっているのは個人の趣味です。
 
入道雲が印象的な、青春ボーイズの当て馬になるのが夢なんです。
 
 
……まあ現実で男子に渡すような勇気はないので2次元に逃げるのですが、次元という壁が常に私を拒み続けます。辛い。
 
 
しかしこれでも私、何だかんだ男子にあげてきた経験はあるのです。
 
ロッカーに置いておくとかじゃないですからね。
突撃訪問です。
 
今考えてもほんと「すげーな」の一言に尽きます。
 
友チョコ感覚だったからでしょうかね?全然緊張することもなく配ってましたね。
 
 
流石に学年があがってくると、女子達から目をつけられるのですが。
 
 
ま〜ほんとにスクールカースト上位の女どもって「男好き」って言葉大好きですよね。
 
「え〜、でもあの子男好きじゃん〜」
「わかるわ〜。ちょっと引くよね〜」
 
こういう会話ばっかしてるんでしょう?(偏見)
 
まず注目する点が男ってところで、お前らの方がよっぽど男に飢えてるだろうが。
 
そもそも奴らは他人に対して文句しか言うことができない人種ですからね。
表面上で「も〜○○ほんとすきだわ笑」
とか言ってて裏で何言ってるか分かりませんからね。
 
いつも一緒にいるくせに「アイツ?嫌いなんだよね〜」とか平気で言いますからね。
なぜわざわざ嫌いな人間と行動を共にするのか。
私にはさっぱり分かりません。
 
自分より可愛くないであろう子と一緒にいることで、相対的に自分のレベルを上げるというかなりやらしい戦法使ってきますからね。
そうして使うだけ使っといて「アイツ嫌い」発言ですよ?
 
そりゃ会話する気も起きませんよ。
だって価値観が違いすぎます。
 
どう足掻いても理解し合えない、お互いに不快になるだけと分かっていて、わざわざ交流しようとか思わないですよ。
 
地雷原でタップダンス踊るくらい馬鹿げてます。
 
 
奴らは決まって「一生愛す」だのなんだの軽薄な愛のメッセージ、もしくはポエムをTwitterに掲載していますからね。
 
そして絶対に別れて数日後には新たな「一生愛す」人間見つけてますからね。
 
どんだけ一生愛す人間いるんだ、って話です。
愛を振りまきすぎだろうが。メシアか?隣人を愛しているのか?
 
主にそんな人種で構成された中学に通っていましたからね。
もしかして、孤立化は当たり前だったのかもしれない。
実は私にコミュニケーション能力が足りなかったわけではなく、価値観の違い故の3年間だったのかもしれない。
そんなわけねーわ死ね社会不適合者
 
話が完全に、個人的な恨みに逸れている。
とにかく私がウェイウェイした女が嫌いなのはそんな理由からです。
 
バレンタインデーはもうすぐ。
みなさまファイトです。
 
 
今日は1日ハイテンションで過ごせました。
明日の部活を終えたら本格的にテストモードです。
留年にだけはならないようにしたい。
 
 

ゴリ推し

ピエリ守山をご存知でしょうか。

Googleで検索してみると……
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廃墟。

私は一度旅行でピエリ守山に行ったことがあります。
実際廃墟でした。

建物は老朽化しているわけではなく、むしろ綺麗でした。
明かりがなくて暗いだとか、そういうこともありません。
観葉植物も美しく、テラスからは琵琶湖を見渡すことができます。
素敵なショッピングモールでした。

が。

決定的に一般的なショッピングモールと違ったのは、人がいないというところです。
私が旅行に行ったのは新年で、普通なら稼ぎ時。
それにも関わらずピエリ守山は閑散としていました。

店の殆どは営業しておらず、テナントはすっからかんです。
食品スーパーすらも撤退したのでしょう、ピエリ守山にはありませんでした。

『生ける廃墟』

この言葉がピエリ守山の状況を的確に表していました。


当時中学生だった私、大興奮です。

意図せずして生ける廃墟に迷い込んだ私は、意図せずして廃墟好きという自分の知らなかった一面を知りました。
いや、ピエリ守山に触発されて目覚めたのかもしれないけれど、何を隠そう私は廃墟が好きです。

廃墟が好き、と言っても私はホラーがダメなので病院とかなんか怖いやつはほんと無理です。
富士急のお化け屋敷は本物の廃墟を改造しているらしいですが、そんな所に行くなら行く前に逝きます。死んだ方がマシです。
あとは学校とか。無理です。怖いやつはとにかくダメ。

そんなめんどくさいタイプの廃墟好きなんですが、その点ピエリ守山は私にドストライクだった訳です。綺麗で、明るくて、それでいて廃墟なんですからね。最高です。

廃墟が好きというよりは、退廃的な物が好きなのかもしれません。
女性が煙草吸ってるのとかめっちゃ好きですからね。あとは古びた駅のホームと、昭和みたいな電車。セピア色の写真。そういうのが好きです。

ここでゴリ推ししていきたいのが『私の男』です。全体を通して退廃的でとにかく好きです。
オススメなのです。読んで。そして感想を。好きなものの感想を共有したいタイプの人間なのです。何卒。

ほんとね……良いよ……マジで……どろどろしてて……良いよ……
どろどろした冬の海が作品全体を覆っているというか。主人公たちを縛っているのですよ……
一種の呪いですよ……押入れに冬の海が詰まっているんです。
この話ね、端的に言っちゃえば近親相姦なんだけどね、ホント好きなんです。非道徳的で、不健全なんです。ここ退廃的ポイントです。好きなの!伝われ!!

日本語が怪しくなってきました。落ち着きます。

さて冒頭に書いたピエリ守山ですが、現在では復活を果たし賑わっているそうです。
良かったと思う反面、あの独特の雰囲気が失われたのは寂しいような、残念なような。
まぁショッピングモールですからね。賑わうのが良いに決まっています。
琵琶湖に行かれた際は是非ピエリ守山へ。



弟の溶連菌が伝染って、二度目の溶連菌感染症になってしまいました。
感染症なので学校に行けません。全然元気なのに。
めっちゃ暇です。本でも読んで大人しくしていようと思います。

大会

 昨日バドミントンのダブルス大会がありました。
 私はバドミントンの中でも、ダブルスを主軸にしているので、私にとってはとても重要な大会です。
 結果はかなり良かったので満足しています。相棒ちゃんには本当にお世話になっているので、頭が上がりません。
 ところで結果こそよかったものの、私は試合が始まるまでは異常に緊張するタイプです。もうやだー!が口癖になり落ち着きがなくなります。これは中学校のころからずっと直りません。どうにかしたいとは思っているのですが……。
 私は中学校からバドミントンを始めたので、もう4年は経っています。ここまで続くとは思っていなかったので、すこしびっくりしています。始めた理由が「なんか楽そう」だったので。実際バドミントンをやってみると、思っていたよりも遥かにハードなスポーツでした。
 高校でも続けようと思ったきっかけは中学校の顧問の先生のおかげです。私たちのために本気になって指導して下さる素敵な先生でした。練習は厳しく、怒られたりもしたけれど、今では大切な思い出です。また強くなって、成人式で再会したときにはまた良い報告したいですね。
 今後も精進します。

本と中学の話

 やっぱり書くのをサボり始めましたね。

 前回からだいぶ間が空きました。最近は寝て起きてゲーム、そして寝るの繰り返しなので特に書くことが見つかりません。そんな訳で今回は、日常であったこと以外を書きたいと思います。
 
 私の好きな作家さん、もとい好きな本です。
 私は特定の好きな作家さんはいますが、作品によってアタリがあったりハズレがあったりします。例えば、宮澤賢治自体は「まぁ嫌いではないかな」といった程度なのですが、彼の作品『銀河鉄道の夜』になってくると話が変わってきます。私が本を読むことにのめり込んだ原因だからです。表現の美しさといい、ストーリーといい全てが好きです。
 もちろん、私とは逆に苦手な人もいるのだろうけれど、私にとってはこれほどまでに素敵な話があるのだろうかと衝撃を与えた作品です。
 好き嫌いが分かれると言えば、村上春樹作品もでしょうかね。私は結構好き。
 私の人生、といってもまだ十数年。その中で最も本を読んだのは中学生時代です。クラスに一人いるかいないかの、無口な文学少女でした。笑っちゃいますね。まぁお察しのとおり友達とか全然いませんでしたね。今でこそ笑い話に出来るので良かったのですが。
 言い訳をします。小学校が非常に少人数で、クラス替えなんてあってなかったようなものでした。なので中学校の人の多さに恐れをなしたわけです。完全に本に逃げました。
 中学生、ましてまだ中学一年生なんてまだまだ子供じゃないですか。ですからそんな子供の戯言と流せれば良かったのに、当時の私は一言一言に過敏に反応して勝手に傷ついてコミュ障をこじらせていきました。悲しいですね。
 あの頃の私と今の私ではだいぶ性格が違います。でも少なくとも、あの頃の性格も私の一部なのかと思うとゾッとします。クソ面倒臭い性格だったので張り倒してやりたいくらいです。
 
 今は中学時代ほどではありませんが、時々本を読んだりします。最近のお気に入りは桜庭一樹『私の男』です。何回でも読んでいます。
 そろそろ新しい本が欲しいなと思う今日この頃です。

怠惰を極める

 今日はただひたすらSplatoonをやって1日が終わりました。Splatoonはこの間までランク44のSくらいだったのですが、データが全て飛びました。
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↓↓↓
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 全てです。ええ。
 ダウンロード版を購入してUSBの方に入れていたのですが、USBメモリが壊れてしまったのか全く反応を示さなくなり泣く泣く初めから再開。1番ショックが大きかったのは、厳選を繰り返し揃えてきたギアも全てまっさらになったことですかね。ちょっと泣きましたからね。
 ……まぁそれ以外はなんとかなります。図らずして初心者狩りを行いつつウデマエはAまでは戻しました。この年末でSに帰れるかなぁ、といった具合です。
 最近はやりたいゲームがあるけれど時間がない状況なので、はやく休みが欲しいです。Splatoonにモンハンに、ゲーマーはやることだらけなのです。

 ところで明日は練習試合があります。私ゲームをやることに生きがいを見出し日々を過ごしていますがこれでも運動部、バドミントンをやっています。バドミントンって案外ハードなんですよね。楽そうな運動部に入ろうという腐った根性から始めたものの、今年でもう4年間続けています。偉い(自画自賛)
 バドミントンはわりと好きですが、練習試合は大抵朝が早いから嫌ですよね。普段も寝坊しているのに、更に早いなんて意味がわかりません。無理です、起きられるはずが無い。

 が、それでも起きねばなりません。ペアの子にこれ以上迷惑をかけてどうするというのか。きっと試合はダブルスだろうし、明日はそれなりに頑張ろうと思います。
では。

突然のブログ

本当に突然ブログを開始しました。


ブログ自体は何度かやったことがあるのですが、まぁ続きませんでしたね。三日坊主です。
 
にも関わらず再び始めたことにはれっきとした理由があるのです。
 
その1、「語彙力」をつける
 
その2、日記とする
 
この二つです。
 
語彙力が欲しい、というのは前々から言っており、まずは何でもいいから文章を書くことから始めよう!という安易な発想によって開始を決意しました。
 
私はド腐れマンなので文章♂を書いたりするわけです。その際「違う!こんなことが書きたいわけではない!」と頭を掻き毟る、そんなことが日常茶飯事。まずは改善の1歩を踏み出した訳です。
 
日記の代わり、というのはもともと私は日記自体は紙媒体でつけていたのですが、この度自分がいつ死んでも良いよう処分を行った為です。
私の家族はアナログなので、まだインターネット状で日記をつけた方が発見はされにくいのではないか?という仮説のもとブログを始めてみました。 
 
今こんな硬い感じで書いていますが、今後はどんどん崩れていくことでしょう。残念ですね。
 
なるべく更新できるようにしたいです。