(名ばかりの)夏休みに入りました!
毎日刺し殺すような日差しを浴び、いたぶり殺すような温度の中、元気に登校しております。
夏休み、ということで、普段できないことを……と最近ゲームを作り始めました。
クソゲーマーなので、ゲームを一回くらいは作ってみたかったんですよね。
種類はノベルゲーム。何を隠そう私の家のパソコンはノートパソコンで、しかもポンコツなので、ゲームなんて作ろうものなら火を噴きます。それはマズイ。
本当はRPGが作りたかったんですが、(ツクール系のゲームがすごく好きです)今の所使えるデバイスはiPhoneのみなので諦めました。
それにしても、今はすごいですね!
なんとノベルゲームを作るためのアプリがあるんですよ。
操作も簡単で私のようなど素人でもある程度のものは作れます。すごい楽しい。
このアプリ、何が優れてるってフリー素材配布所と繋がってるんですよ。
だから素材持ってくるのがすごい楽。しかも結構レベルが高いものが揃っている。便利。
背景から立ち絵、BGM、効果音などなど。至れり尽くせりなのです。
ノベルゲーム制作にちょっとでも興味があったらぜひインストールしてみてください。
さて、私が今作ってるゲームは吹奏楽部のゲームなんですが、完全に身内向けです。ストーリーが一応リアルに沿ってるので、実名がバリバリ出てくるモラルの死んだゲームです。 当然ネット公開は無理なので盆地とか、チェロメリあたりに配布しようと思ってます。
実際に作ってみた感想は、「死ぬほどめんどくさい」これに尽きます。
スクリプトとやらを大量に出現させ、そこに打ち込んでいくんですが、それがとにかくめんどくさい。
背景、立ち絵、テキストを表示させるところから始まり、そこにタイミングよくBGM、効果音を流す。背景変える、立ち絵変える、テキストの進行もぜーーーーーーーんぶスクリプトに一個一個打ち込んでいかないといけないんです。
操作が難しいとかそういうのじゃくて、ただただめんどくさい。マジで。
実際プレイすると五分もかからないようなクイズパートに、私の3時間がつぎ込まれていると言っても過言ではない。
いや素人だからってのもあるんだろうけれども、とにかく非常にめんどくさい。
第1章が完全に逆転裁判をパク……参考にしているんですが、いやぁめんどくさかった。
シーン切り替えるたびにいちいち背景と画像表示を設定し直さないといけないのが一番辛い。
あとクイズ編で苦労したのがパラメーター分岐なんですけど、最初マジで意味わかんなくて詰んだんですよね。パラメータ分岐を上手く使いこなせればもっと作れるゲームの幅が広がる気がします。
あとわかんなかったのはアレです。flag。普段は見えない要素であるパラメータをプレイヤーに可視化させるヤツです。
10問中○問正解!の○の部分がプレイヤーの結果によって変動、分岐ルートも変わるんですけど、その変動した値の表示方法が分からなくて死んでました。
後にテキストからパラメータを埋め込めばいいことに気がつくんですが、しばらくの間は迷走してました。いやアレは分からんて……
具体的なシステム設定は、クイズに正解するごとにクイズのパラメータが1ずつ上がるようにしてあります。
クイズ終了後にパラメータ分岐で7より大きい値だった場合(つまり8問正解した場合)はトゥルーに飛ばされます。クイズのミッションは成功です。
逆に4より小さい値だった場合(つまり3問しか正解できなかった場合)はバッドに飛ばされます。
またそれ以外(4問以上8問未満の正解数だった場合)はノーマルに飛ばします。
ここでそれぞれのパラメータ分岐ルートに、今度はパラメータを設定します。
今度のパラメータは今回のイベントだけに使用したパラメータではなく、ゲーム全体に関わるパラメータです。
各イベントの成功でこのパラメータは上昇するように設定してあります。
このパラメータは分岐での上昇ではなく、突入したルートで変動します。
つまり、イベントでのトゥルーエンドに全体のパラメータを設定し、トゥルーエンドに突入したその瞬間に全体のパラメータが上昇するわけです。ここがよくわからなかったので苦労しました。
現在最後のイベントを何にしようかすごい迷ってます。なんちゃってRPG風バトル画面に持ち込みたいのですが、パラメータ分岐で攻撃、flagで与えたダメージの可視化、ランダムパラメータで敵からの攻撃、flagで自分の受けたダメージを表示……するにしても、スクリプトの数がおっそろしいことになりそうで……
もうちょっと案を練る必要を感じます。
自分でゲーム作ってみて良かったのは、もっとゲームを大切にプレイしようと思えたことです。
無音プレイとかもう……やらねぇ……
テキストスキップも……もうやりません……
8月までには完成させたいので頑張ります。