君の銀の庭、という歌が好きだ。
なんと言っても歌詞が良い。大変なわかりがある。
某サッカーアニメが死んだと評されていた。
確かに、私の知る熱血モノでは無くなってしまったなぁと思う。……というか、既存のキャラを踏み台にしなければ新キャラの魅力が伝えられない、という時点で致命的欠陥な気がする。
まあそれはともかくとして、私の知る大好きだったサッカーアニメは、すっかり変わってしまった。
それこそ「死んだ」状態ならまだ良いと思う。辛いけれど、思い出を頼りにできる。情報更新がされない以上、次第に悲しさも薄れてゆくことだろう。
しかし現状として、某アニメは生きている。
だから「ああ、自分達の知っているものとはもう違うんだな」とその都度認識しなければならない。あの頃はもう無いんだ、という傷口がいつまで経っても塞がらない。過去にしがみついている自分が浮き彫りになって、次第に苦しくなっていく。
変わらないものなど無い。
理屈としては分かっていても、気持ちがついてくるかは別の問題だと思う。
これは別に、アニメとかだけの問題じゃない気がする。
新しい環境や新しい人間関係、そういう変化を楽しめる人は立派だし憧れる。
それはそれとして、私は変化が苦手だし、あまり好きじゃない。
私の知る名前で、私の知らない行動を取られると混乱してしまう。
多分これが世間一般で言う解釈違いで、私は現実に対して解釈違いを起こしがちなのだ。なんて哀れなオタク。
もう君の銀の庭しか信じられない。
君の銀の庭になりたい。
君の銀の庭に、なりませんか?
そんなことを考えていた矢先にKalafinaが解散し、永遠探しオタクは現実の非常さに涙しました。